意思決定のための情報収集のススメ

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意思決定の成功率をあげるには情報収集が欠かせません。
より上質な意思決定には、より上質な情報を収集する必要があります。
しかし現代は本、テレビ、SNSと大量の情報に埋もれて必要なものが見つけ辛いです。その中でどこから、どうやって情報収集すれば良いかをお伝えしたいと思います。

 

情報収集のポイント

1 全体像を掴む

まずは、情報の全体像を把握しましょう。
読書は慣れていないと難しいものです。まず一気に読む前に

・目次  ・小見出し  ・まとめ

をしっかり読んで、まず全体として何を伝えたいのかを把握しましょう。
実際情報の収集を始めるときに些細な部分や余計な部分に意識がとらわれなくなります。本当に伝えたい全ての情報を収集できるようになります。

2 情報の源流を掴む

この情報の出典元を調べましょう。政府なのか、どこかの機関や団体なのか?重要なのは、どこがどんな目的があってその情報を出しているのかを把握する事です。その情報が出し手の都合が良い部分だけを切り出して使われる事が多くあるからです。その点を意識しながら情報を見極めることはとても重要です。

3 情報の事実と客観的意見を見極める

情報の中には、

「事実の情報」と「個人のフィルターを通した客観的意見」

の2つがあります。例えば、「売上が100万円減った」は真実ですが、「売上が減って会社の経営がヤバイ」は個人のフィルターを通した客観的意見です。まずは真実だけを抽出して、必要であればそこに自分自身の解釈をのせるようにしましょう。

4 情報は全ては集まらない

意思決定をするために必要な情報は100%集まることは絶対ありません。未知の未来や不確定なものも必ず含まれます。意思決定のための情報収集は半分でも十分です。現時点で集まる情報よりも、動き出した未来に集まる情報がより価値があるという事を知っていてください。動き出した時に目の前で起こる事実ほど確実な情報はありません。その情報を元にすぐに細かく方向修正をしていく方が、最終的にはより正しい最終決定が下せるでしょう。

5 情報とアイデアは突然降ってくる

世の中には、アイデア(イノベーション)は突然降ってきます。
ニュートンが林檎が落ちるのを見て、重力を認識したように。そのためには、常に頭に答えを探すアンテナを張っておく必要があります。自分も街の看板や、たわいもない雑談から起業のアイデアを得る事があります。しかし、突然降ってきたアイデアや情報は淡雪のように一瞬でフッと消えていくものです。消える前にスマホなどでメモを取る事が大切です。後回しにするとほんの30秒で忘れてしまう事も多いです。すぐにメモをとる習慣をつけましょう。

そして究極のコツそれは、

最も重要なことは、情報収集をいかにやめるか?です。

文中でもお伝えした通り意思決定の為の情報が100%集まる事はありません。そして情報収集がお金を生むこともありません。集めた情報から意思決定で下した行動が成果やお金を生むのであって情報そのものが成果やお金を生むことはないのです。つまりいつまで情報収集をしても何も生まれないのです。

それよりも、集めた情報でとりあえず意思決定をして最速で行動を起こします。その行動から生まれた結果や情報で、もう一度方向修正をしていく(一般的にはPDCAを回すことですね。知らない方はネットで調べてみてください)このやり方は最速で一番良い成果を導き出す最良の手段だと思っています。

最後に行動を起こすことは大切ですが、佐藤的にはその行動にはお金をなるべくかけない事をオススメしています。ほとんどの場合最良の行動ではないからです。そもそも最良の意思決定と最良の行動は都合良く毎回できません。なので、第一歩に予算をかけてしまうと大ダメージをおってしまう事があります。

例えば飲食店を開くにしても、自宅で予算1万円趣味の延長から始めてみる。
小さく始めることでダメージなく1万円で、現地で現在の最高の生の情報を手に入れる事ができます。(リーン式と言われる、世界で話題の新しい起業方法なんですよ)

ここである程度成功したら100万円かけて、そこで成功まで漕ぎ着けたら1000万と広げることで致命的な失敗を避けつつ意思決定を成功に近づける事ができます。

ぜひ正しい意思決定にご活用ください。