なぜこれかの時代に、副業が必要なのか?

副業と言えば、アルバイトという考えがまだま多いと思います。
昔からアルバイトや副業は会社から隠れてお小遣いを稼ぐといった後ろめたさがありますね。現在は、政府の介入で副業を容認する動きが活発化してきました。
このタイミングで、副業についての大きなメリットや考え方を見直しましょう。

 

副業の現状

実は副業はお金に困っているから始めるだけではなく
高収入者と、低収入者で始める理由、内容、収入共に大きく隔たりがあります。

収入の多い方は、名誉職的なカタチで企業に顧問や相談役といった役職で入る事が多いです。収入の少ない方は、内職やアルバイトと行った兼業や副業で時給で稼いでいます。

ここまで書いたような副業をオススメする訳ではありません。
今後新しいカタチでの副業が人としての価値を上げ人生を切り開く鍵になるのは間違いないと思います。

副業を勧める時代背景

まず、政府が副業を推奨している理由はあまり素敵なモノではないかもしれません。
人手不足の解消や起業を増やすためが大きな理由です。
これだと、昔の副業の延長で 労働力=お金 に変えるので大変ですね。起業が増えるのも機会を増やすだけでは不幸な起業もどんどん増えてしまいます。

このまま行くと給与はこの先どんどん上がることはないでしょう。ここでは長くなるので省きますが、今お金はどんどん金融資産(バーチャル)に流れてしまい、リアルに市場を回るお金が減っているのです。さらにITやAIの発展で労働としての人の価値は減っていくでしょう【特典記事の沢山の働いても景気が良くなってもどんどん生活が苦しくなる】で詳しく書いています。

ではどんな副業が未来を切り開くのでしょう。

 

これからの時代は、第三の副業

名誉職のようなお金持ちや一部の専門者がなるような副業でもなく、アルバイトなどの時間と労働を切り売りする副業でもない。第三の副業がこれからの時代を切り開きます。

それは

労働を対価に変えるのではなく、才能を対価に変えます。

自分の才能とは自分が歩んできた人生そのものです。
何も才能がないって言っている方でも100%必ず幸せになる才能はあります。

例えば、ウチは美容室を本業としているので美容師を例にします。
もちろん美容師にもみなさんが想像するような髪を切る才能やお洒落な才能もあるでしょう。ですが、従業美容師数50万、現在資格所有者がその倍以上居ると言われています(厚生労働省出店) その中で同じ才能の切り口で挑んでも中々難しいものがあります。ここで、美容師に慣れれば慣れるほど気が付かない才能があります。それは、お客様の長年の情報です。これだけ顧客の情報を持っている仕事はないでしょう。それを生かす方法を美容師はほとんど考えません。

職業以外にも、両親がしてる職業も立派な才能(リソース)です。一般の人より両親や家族がしている仕事の理解は深くなるはずです。その仕事の情報も引き出しやすいはずです。

こう言った価値を繋ぎ合わせて考える必要がありますが、全てを総括した時全く同じ才能を持った方は世の中には居ません。

そうして、自分が持っている能力と、自分がやりたい事、自分が求められている事が一致した仕事が最高のお仕事になります。

 

 

昔はこの「最高の仕事」は人生の後半でも見つけられたらラッキーでした。それは一個の仕事をずっと続けている日本人には

・持ってい能力やリソースの円も小さい。

・求められている事も会社からの仕事しかわからない。

・やりたい事?(自分探し中)

っという方が多く、円が小さい事で中々交わる仕事を見つけるのが困難でした。

 

そこで副業の出番です。
自分の才能とリソースを増やす助けになり、
会社外からの仕事の受注もわかり、
やりたい事をどんどん試せる。

ここで「昔の副業」と、「これからの副業」を見比べてみましょう。

 

大きく違う!これからの副業

 

 

このように明確に違ってきます。

それでは副業をする事で得られるメリットを紹介します。

 

副業を選ぶ6つのポイント

1 始めは本職から近似した仕事から選ぶ

料理人が整体師をする。これは全く仕事としての繋がりを感じません。料理人であれば、+教育を足して料理教室や +お皿集めの趣味を足して「お皿と料理の盛り付け」、+野菜を足して「野菜の専門家+料理人」など、近似のものから始めると取っ掛かりやすく、本業への相乗効果を産みやすいですね。

2 自分が好きなものを選ぶ

自分が好きなモノを自分で選びましょう。副業は好きな事をしていいんです。始めは収入は本業からのみでしょうから、どうせなら好きな事を深く掘り下げて行きましょう。好きな事が見つからないって方でも、ここで大事なのは自分で選ぶです。自営業の多くの仕事は決める事です。「自分で最終決定をする訓練」のためにも、必ず最後は自分で選びましょう。

3 熱中できる事を選ぶ

何時間やっていても苦にならない事を選ぶ事が副業で成功する最重要な部分です。深い集中は学びや体験も深くなり、日頃のストレスの解消にもなり、能力が上がって楽しくて良いこと尽くしです。ここを得るには、世の中にいくつか自分の適性を診断するツールがあるので試してみると良いかもしれません。集中がどんどん増してゾーンやフローと呼ばれる状態になるとある種の快感もあり信じられない成果を出したりもします。

4 需要があるモノを選ぶ

どれだけ1〜3が当てはまっていても、ニッチ過ぎて需要が全然ないなんてこともあります。ここの見極めは一番難しく、実際自分的には何の価値もないって思っている物もメルカリで高く売れたりする事があります。自分も本当にやりたい事は「学びをみんなで深める」という事をやりたいのですが、この需要は高山では少ないと考え「学びをお金に変える」という需要が多い部分に窓口を作っています。後々「学びを深める」仲間を作っていく っと考えています。ここは、正直一人で考えるのは難しく色々な属性(適性診断的に)の人に意見を聞いてみる良いでしょう。

5 全く違う事を副業にする

1番とは全く逆ですね。こちらは上級者用(一部の選ばれし人用)です。Appleの創始者ジョブズさんが「ハイテク機器のパソコン」と「学生時代に学んだカリグラフィー(文字を綺麗に書く術)」を結びつけてMacでは「フォントの芸術性を大切にする」っという、当時事務用などに特化していたWindowsからは思い付きもしない新しい市場を開拓します。自分の大好きなアンパンも開発当時パンがまだそこまで普及してない中で、西洋のパンと日本のアンコを組み合わせるとか凄い発想だと思います。しかしこれには大きな失敗も付き物です。元々持っているリソースから組み合わせるのは良いですが、一から異なる業種を組み合わせる為に頑張るのは本末転倒になりかねません。できれば、始めは今の業種に近似したものから選びましょう。

6 人を扱う商売にする

商売を長く続けようと思ったら人を扱う商売にした方が得策です。
今後ITやAIの発達で作業と呼ばれる仕事はほどんとなくなるでしょう。例えばネジを作る職人としての仕事はなくなりましたが、ネジが欲しい人の頭の中にある理想をカタチ(設計や3D)にする仕事はまだまだなくならないでしょう。服を販売する商売はなくなるかもしれませんが、服をコーディネートしてあげる仕事もなくならないと思います。人の思いを汲んだり、提案してあげる仕事はまだまだ先は長いと思います。

 

(必読)副業をする7つのメリット

ここからは、第三の副業をするメリットを詳しく紐解いて行きます。

1 節税ができる

ほとんどの方はサラリーマンだったり何かの企業に属していると思います。そうすると自動的に一定額が控除になるだけで節税について全く知らなかったりします。世の中の社長さんが節税に血まなこになる人がいたり、節税コンサルタントがいるくらい節税は大切です!

例えば、サラリーマンとしての年収が300万円。副業の年収が100万円とすると

仕事相手との外食や、勉強の為の本、掃除機や家電だってちゃんと理由があれば経費にできます。かなりの金額を合法的に手元に残す事ができます。ですが、このへんの問題は節税と脱税の境目でデリケートな部分でもあります。詳しくは起業して税理士さんに一度話を聞いてみて下さい。

2 本業がある

考えてみて下さい。いきなり起業して今までやった事のない「広告宣伝、経理、銀行との交渉」と同時進行で、「起業の準備、メニュー作り」店舗や従業員雇うと「店舗の改装デザイン、看板、従業員募集に教育」などなど、他にも山盛りの実務。これを全部同時にこなす事になります。それも起業の素人がしなけれないけない、これは全くもって無謀です。ですが、副業なら本業の収入があります。長い時間をかけて準備もできるしお金をかけずに色々な事を試したりできます。週に1日だけお店を出す。これでも十分データと取れるし、ノウハウも蓄積されます。起業をするにしても、まず副業から。これは現代の基本だと思います。

3 会社がある

あたなが持っている大切なリソース(資源)に、今勤めている会社があります。今の会社に不満がある方もいるかもしれませんが、それでも大切なリソースには変わりありません。会社は、待っていても仕事をくれます(笑) 独立起業すると待っていては仕事は来ないんです。屋根のある部屋と、仕事に使用する機器、仕事仲間までいます。自分より業界に詳しい上司や、経理や営業を肩代わりしてくる仲間、それに取引先までいます。独立のノウハウや、新商品や起業のアイデアの宝庫です。そういった目線で一度職場を見返して見ましょう。

4 リスクの分散投資

会社は大切なリソースですが、将来最悪の事態で会社が潰れる時には一緒に心中しなくも大丈夫です。このご時世なので大きな会社でも、小さな会社でも潰れなくても規模が1/10になるくらいの縮小は十分あり得ます。

投資の基本は分散投資です。投資の1点貼りはほぼ大負けのギャンブルです。仕事も副業を持つ事でリスクをかなり減らせます。保険と一緒ですね。

5 成長する

副業をすると、あなたは個人事業主になり一国一城の主人になります。今までの景色とはガラリと変わるでしょう。やった事のない仕事が、うまくこなせない仕事が沢山出てきます。これは、最高の学びです。目の前の問題をクリアしていった先には、過去とは比べ物にならない成長をしているでしょう。

そして、あたなの成長は企業にとっても大きなメリットです。ある意味その企業に誰よりも詳しいコンサルタントを雇っているようなものです。例えば企業A社の営業職で、副業をして起業してもやっていける人材になったとします。そのノウハウを企業A社で実験すれば企業A社は売上が上がり、さらにそのノウハウで後輩を育てたら後輩の売上も上がり企業A社に大きく貢献するでしょう。そしてあたなも営業のノウハウを現場で実験できて、従業員育成のマニュアルまで作って試せちゃいます。起業後にはコピーして持っていけなくても、その時にはもっとバージョンアップしたノウハウが頭の中に入ってます。素晴らしい成長だと思いませんか?

6 お金が手に入る

そのままですね。ですが、価値は全く違います。アルバイト等で時間&労働と引き換えに報酬を得ていたのであれば、こちらは自分でメニューや商品、取引先を作って自分の能力で得た報酬です。価値が上がれば、その分報酬も上がっていきます。世の中の役にたてば立つほど、報酬が増える。これ以上ない喜びに満ちた報酬になります。もし、現在起業して自分のやっている事に報酬が見合わないと思おうのであれば、また別途書きますがマーケティングが機能していない結果だと思います。

7 未来が開ける

そして、未来が開けます。もし60歳で会社を定年になっても、あなたにはその後一生をかけて楽しんで報酬をもらえるノウハウ(会社)をすでに持っています。60歳になって労働と時間を切り売りするのではなく、楽しみながら人や社会の役に立ちながら報酬をもらえる才能を持っています。
定年後には3000万円必要?なんて言われていますが、人生100年時代90歳まで人のお役に立って働ければ何も恐る事はありません。尊敬する美容師さんあぐり先生。この方は月に数人の顧客ですが90歳過ぎて死ぬ直前まで現役でした。カットが終わったらお客様と一緒に椅子で寝てたりしたらしいです。本当に素敵な方ですね。現役を貫いて生涯誰かの役に立てるなんて最高の人生だと思います。